ご案内
ハウジング・アドバイザーを養成する学校に通い、そこでインテリアについて少し勉強をしました。
その後、登録制の会社で、しばらくハウジング・アドバイザーの仕事をしているうちに、“これならやっていけそうだ”と思ったんです。
それがこの業界に入ることになったきっかけです」独学で手に入れた宅建の資格一現在の会社に入社されたのはなぜですか?「今はもうありませんが、何年か前に、女性だけの店舗を作ろうという企画があがり、各方面からメンバーを募っていたのです。
そのとき知人から『一緒にやらないか』と声をかけられまして」一入社後に宅建の資格を取得されたんですね?「ええ。
でも入社する前も、どんなものか試してみようと思って1回挑戦しているんです。
これまでのお仕事も不動産業に関係するものだったので、チャレンジしたんです。
持っていれば必ず役に立ちますから。
落ちましたけど(笑)。
たしか24点か25点ぐらいしか取れなかったと思います。
入社後にも1回受けてまた落ちて、3回目でようやく受かったんです。
独学でしたし、営業しながらの受験勉強はかなり大変でした」現場にいても合格は難しいわけですね。
「もちろん、役に立つこともたくさんありますけど、受かるための勉強と実践には多少ズレのようなものがありますから。
宅建業法などは非常に役に立つんですけれど、専門用語をはじめ、−から勉強しなければならないものがほとんどですから。
日々勉強していないと、いまだにわからないこともたくさんあるぐらいです」女性営業マンの苦悩とやりがい一入社当初から営業は順調でしたか?「今でこそ一般的になってきましたが、私かこの仕事に就いたときは、女性が非常に少なかったんです。
お客さんにとっても、当然馴染みがないわけですから、女性がこんな仕事をするなんてきっと変わり者にちがいないという目で見られていました(笑)。
『女の人は嫌だから』と、最初から断わられてしまうことも珍しくありませんでした。
私自身、当時は経験不足ということもありましたし、はたから見れば非常に頼りなくうつったんでしょうね」一今はそんなことはないんですよね。
「そうですね。
今は逆に『女性なのによく頑張ってるね』つて褒められるんです。
それにプライベートのことなど、女性だから話しやすいという面もあるようです。
この仕事は、家庭の事情や、財産、収入にいたるまで察知していなければならないので、プライバシーについてもかなり立ち入った話をするわけです。
話しやすい雰囲気を作るという点で、女性の持つやわらかい印象がプラスに働いているようです。
でもマイナスの面もまだまだあるんですよ。
物件を調査する際、塀を乗り越えなければいけないこともありますし、マンホールを開けなければならないこともあります。
男性ならどうってことないことが女性にとっては一苦労ですから」“お客様よりいいものを身につけない”が鉄則そのほか営業していて、普段から気をつかうことはありますか?「服装にはとても気をつかっています。
たとえば、ブランドものは身につけない、つけるときはひとつだけとか」ていません。
主婦の方が入社することもありますが辞めていかれる方が多いですね。
この仕事は男性と同じレベルでやらなくてはならないので、体力や拘束時間などの問題で、どうしても続けていくのがむずかしいようです。
特に私のように主婦で子供が2人いてというタイプは少ないと思います。
女性主任者は何人かいますけど、みなさんシングルですから」では結婚している人には向かないと?「いいえ。
逆に主婦の感性がとてもいかされる仕事だと思います。
ただ、両立するのは並大抵のことではありませんね」一ご自身も苦労されましたか?「そうですね。
私は入社して今年で11年目なんですが、当時、まだ子供が2人とも小学生でしたから、出勤前に朝・昼・晩の食事を全部用意していました。
毎日が戦場でしたね。
一度外に出るといつ帰れるかわからない。
そんな状態が4〜5年は続きましたね」一今現在はどうなんでしょうか。
「すべてをうまくこなしてやっていこうと思うと体がもたないってことに気がついて、家事に手を抜く方法を覚えました(笑)。
“ここまでやれば十分だ”と自分に言い聞かせて納得するようにしているんです。
でも家族の協力なしではここまでやってこられませんでしたね」「反対どころか応援してくれました。
この先、何必があるかわからないから、いつ一人になってもいいように、独立して生計を立てられるだけの仕事を持つようにすすめてくれたのも夫ですし」人との出会いが人生の喜びと生きがいにそういった困難をすべて乗り越えて続けてきたこのお仕事の魅力はなんでしょう?「いつでも新鮮な気持ちで取り組めるところです。
不動産はひとつひとつみんな違うんです。
たとえ、同じタイプで同じ間取りのマンションでも所有者が違えば、売りたい事情も買いたい事情もそれぞれ違います。
そういうことをトータルに考えなくてはいけない仕事ですから、ひとつとして同じ物件はないわけです。
また、いろいろな人と出会うことができるのもこの仕事の魅力ですね。
もし専業主婦であったら決してお目にかかれないような方と出会えるチャンスもありますし、仲介をさせていただくこともあります。
こうした出会いは私にとってこの上ない喜びであり、生きがいでもあるんです。
それがあったからこそ、苦労にもめげずやってこられたんだと思います」収入についてお聞きしたいんですが。
「多少なりとも歩合給というのが付きますから、やればやっただけのことはあります。
そういう意味では満足していますが、やはり波はありますから安定しているとはいえませんね。
ただ、うちは、歩合給が少ない分、基本給を出してもらっているので、一般の事務の方などに比べれば、もらっているのではないでしょうか。
宅建手当やプライスアドバイザーという独自の資格手当などもありますし」バブルの頃には年収1千万円稼ぐ人もいたそうですが。
「はっきりいって私は経験ありませんが、そういう人もいましたし、今でもいると思いますよ」体的にどのようなことがかわりましたか?「景気のよかったころは努力せずに仕事ができたんです。
全く努力をしないという意味ではなく、ゼロからのスタートではなかったのです。
つまり物件はあるし、お客様はいたわけです。
今は物件はないし、お客様もシビアですから、いろいろな業者さんに声をかけている。
そんななかで少しでもいい関係をつくり契約までもっていくのはとても大変なことです。
そういった点が当時と今の大きなギャップですね」そのギャップを受け入れられない人もいたんでしょうか?「そうですね。
そういう人は辞めていきました。
数字があってはじめて認められる仕事なので、数字が出せないことによるストレスを抱えていた人は多かったようです。
結局どんな状況も受け止め、対応していくだけの精神力がない人にはこの仕事は向いていないと思います。
新聞記事や雑誌を毎年5月下旬〜6月上旬頃、各都道府県別に公報や新聞の地方版などに“実施公告”が掲載され、その年度の試験案内配布日や試験日や合格発表日など、詳しい実施内容が発表されます。
6月初旬頃、各都道府県の各協力機関の事務所や関係機関の窓口に、実施内容をPRするポスターが掲示されます。
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